人を惹きつけるって、
いったい何なのだろう。
この日の演奏を聴きながら、
そんなことを考えていた。
CSYSA THE Orchestraの演奏には、
ちょっとした驚きがあった。
なんと、全員が目隠しをして演奏する場面があったのだ。
オーケストラで全員目隠し? 🙄!!
思わず、見入ってしまった。
でも、見ているうちに、
なんだか楽しくなってきた。
いいな、こういうの。
ただ演奏するだけではなく、
観ている私たちまで楽しませようとしている。
自分たちが演奏に酔うだけではなく、
客席まで一緒に楽しませる。
♬そこには音楽の素晴らしさとはまた別の、
遊び心があった。👏
表現するって、
こういうことも大切なのかもしれない。
そんなことを思った。
そして、この日、
もうひとり気になった人がいた。
ヴァイオリン独奏のJoshua Wuさん。
とても小柄な人だった。
ところが、弾き始めると——
もう、それどころではなかった。
とにかく、音を聴きたい。
一音たりとも、聞き逃したくない。
次の音も、
その次の音も、
全部、受け取りたい。
何かを想像している余裕もない。
ただ、ひたすら耳を澄ませていた。
全身で聴く、というより、
はみ出さない様に、
“全耳”で聴いていた。
そんな感じ。
音?
音色?
弾き方?
それとも、
その人にしかない何か?
わからない。
ただ私は、
次の一音を待っていた。
後からプロフィールを見ると、
2026年のYoung Artist Solo Competitionの優勝者だという。
なるほど。
でも、
それを知ったから惹かれたわけではない。
そんなことは何も知らずに、
私は彼の音を追いかけていた。
人を惹きつける魅力って、
何なのだろう。
考えてみれば、
この日のオーケストラもそうだった。
目隠しをして、
観客をちょっと驚かせて、
そして楽しませる。余裕から生まれるのかな!?
一方では、
何か特別なことをしなくても、
ただ奏でる音だけで、
「もっと聴きたい」と思わせる人がいる。
魅力のかたちは、
ひとつではないのだろう。
見せようとして見せるもの。
知らないうちに、
その人から滲み出てくるもの。
そのどちらにも、
人を惹きつける何かがある。
この日、演奏を聴き終えて、
私の中に残っていたのは、
「ああ、素晴らしかった。✨」
という、とてもシンプルな感激だった。👏🎵
楽しかった。
もっと聴いていたかった。
そして今、
あの時間を思い返しながら、
ふと思う。
人を惹きつけるって、
いったい何なのだろう。
きっと私は、
その答えを探すより先に、
もう十分に惹きつけられていたのだと思う。
感謝、帝京大学吹奏楽部・お茶の水管弦楽団 👏♡
♡ありがとう♡